赤ちゃんの頭の形
ー小児科専門外来ー
かただ小児科クリニック
東京都港区高輪2−5−14エルメゾン高輪1F
Back to Sleep&Tummy to Play
診療内容
1
頭の形の相談
評価・計測
1)赤ちゃんの頭の形のご相談
2)良性の頭蓋変形と頭蓋縫合早期癒合症の区別
3)頭の歪みの程度を非侵襲的に計測後重症度のご説明
2
Tummy Time指導
ヘルメット作成までの生後4ヶ月〜6ヶ月までTummy Timeの指導
尚ヘルメットの適応の場合でも保護者の方のご希望によっては、外来での継続受診
3
ヘルメット治療
斜頭症、短頭症及び両者併存の各々のヘルメット適応の赤ちゃんで、ヘルメット作成をご希望の保護者の方には、当院提携本邦初のヘルメット専門会社のご案内連携
乳児突然死症候群予防による頭の形への影響
頭の骨の位置異常は、生まれた時から認められる場合と、生後数カ月で目立ち始める場合とがあります。米国の小児科医は1990年代初頭から頭の形の歪み、特に片側の後頭部の扁平を持つ子供の数が増加していることを確認識し初めていました。
乳児突然死症候群のリスクを減少させる目的で米国小児科学会が推奨する”Back to Sleep(仰向けでの睡眠)”の体位指導に起因すると考えられ始めました。頭蓋骨の位置異常は、一般に良性で可逆的な頭部形状異常ですが、中には進行性の頭蓋顔面の歪み等までにも至る赤ちゃんも危惧されたことから小児科医による早期指導”Tummy to Play"と評価が大切になっております。
以前から当院ではワクチン接種時や健診時に適宜頭の形の相談をご希望される保護者の方々には、保険診療内で評価指導して参りました。最近では当院HP情報やご紹介等から頭の形の評価相談を受けることが少なくない状況です。春からの新型コロナウイルスに対する医療サイドの対応変化があることから、感染対策を考慮した外来時間別枠を開設することとなりました。